la matiere f(ラマティエールエフ)@小田原 夏を食すフレンチ 2015年8月(フレンチ ディナー)

小田原グルメ
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4ヶ月ぶりのラマティエールエフ。
小田原で超本格的なフレンチがいただける貴重なお店です。
今回も6500円のディナーコースをいただきましたが、大変素晴らしかったと思います。
オープンして1年が経ちました。素材のレベルアップ、小田原との融合、季節を感じる事ができた今回の料理は、1年前とは別物と言っていいほどの進化を感じるものでした。
マティエールエフのフレンチ。かなりお勧めです。

猛暑日が続く中、城山の高台にあるマティエールエフへ!
店内のディスプレーも少しづつ、華やかになってきています。
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・アミューズ 夏野菜のガレット 
ラタトゥイユ状の夏野菜を自家製ガレットでくるみ、上にはミモレットチーズとベーコンがたぷりとかかっています。フレンチの夏を感じるアミューズでした。
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・アミューズ② フォアグラムースとサマートリュフの自家製ブリオッシュ
サマートリュフの香りよい一品。同じ旨味のベクトルを持つ、フォアグラ、ブリオッシュを、サマートリュフの香りがやさしくまとめる。美味しい一品です。
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質のいいサマートリュフがたっぷりと。とっても贅沢です。
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・小田原産サザエと夏野菜のグリル バジルソース
夏らしい一品。個性の強い夏野菜のグリルとサザエを、バジルソースでいただきます。冷、温があるこの一品の温度感は、とってもいいと思いました。もちろん味もとてもいい。
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・はるゆたかを使用した自家製パン
前回から出る自家製パンです。風味がとっても良く、美味しい!
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・箱根山麓豚 リエット、パテ、レバームース、生ハム
4種類の調理法でいただきます。濃厚な旨味という共通点をもちながら、味のキャラクターが異なって面白い。
そえられている無花果が、晩夏、これから来る秋を感じさせる。
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・とうもろこしとコンソメスープ
アイスフレーク状にしたとうもろこしに、コンソメスープを注いでいただく料理。最初はアイス状のとうもろこし単品をいただき、次はコンソメスープととうもろこしのコラボレーション、最後はコンソメ主体のスープをいただきます。食べる度に、コンソメスープの濃度、スープの温度が変化し、とっても美味しい。
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コンソメスープに焼きとうもろこしの芯で出汁を取っています。
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とっても美味しいスープでした。
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・春小麦のバゲット
バリッとしたクープの食感とは対照的に、溶けるようなクラムの食感。味、食感共にさすがです。しかし、自家製パンもなかなかのものでしたよ。
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・スズキのムニエル 赤イカとサフランライスのフリット添え
絶妙な火入れのスズキと赤イカとサフランライスのフリットを、旨味いっぱいのアサリのソースでいただきます。それぞれ単品で食べても美味しいのですが、すべてを一緒に口に入れたときの旨味はすごいものがあります。
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すばらしい火入れでした。
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・大葉のソルベ
爽やかな大葉のソルベ。とてもいい。
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いよいよ肉料理です。
その前に、Perceval(ペルスヴァル)のナイフをセッティング
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今回のお肉は、とうや湖和牛でした。
とうや湖和牛と言うと、「洞爺湖サミット」でもだされたブランド牛。
北海道のオーナシェフの紹介で仕入れる事が出来るようになったらしいのですが、この質のいい肉を小田原でいただけるのはうれしい限りです。
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・とうや湖和牛のグリル 赤ワインソース 富士山の天然キノコと共に
赤身に程よいさし、旨味がつまったとうや湖和牛の旨味がすごかったです。ソースに負けない存在感ある牛肉は、最近食べた牛肉の中ではNO1じゃないかな。いやー本当に美味しいお肉です。
牛肉に添えられるのは、富士山麓で取れた、ヤマドリ茸をはじめとする、天然のキノコ。食感、風味共に面白く、いろいろお肉と合わせながらいただきました。
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別のアングルから撮ったつもりが、同じ様な写真でした。
しかし、本当に美味しいお肉料理でした。
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・デセール 富良野メロン(富良野レッド)
上質な富良野メロンとメロンのクリームソーダ、八角のゼリーのデセール。
ほんと美農井さんのコースはデセールまで隙がありません。
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・デセール② 小田原産の桃
最後に小田原産の桃を出してくるところとっても素晴らしい。
ここで、小田原産をいただくことで、全体に小田原の印象がしっかりと定着する。もちろん、味もとってもすばらしい。
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・プティフール
プリン、マドレーヌ、マシュマロ、生キャラメルすべて自家製。
ほんと最後の最後まですごいですね!
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(感想)
6500円のコースにグラスワイン3杯いただいて、9500円ぐらい。
「素晴らしい!」の一言に尽きるディナーでした。
夏の食材、適度に入る小田原の食材、各地の素晴らしい食材で構成されたコースは、まさにこの季節、この地でしか食べられないフレンチだと思います。
美農井シェフの目指す方向性がしっかりと見えたような、そんなディナーでした。
ワイン等、まだまだレベルアップの余地ある部分があるのも事実ですが、それを加味しても、小田原まで来て食べる価値があるレストランだと思います。
進化するレストラン、「ラ マティエールエフ」。
小田原に来たときに、是非とも訪れて欲しいお店です。

ラ マティエール エフ
TEL・予約  0465-24-5512
神奈川県小田原市城山4-1-11
営業時間
ランチ11:30~14:00
ディナー18:00~20:30
定休日
水曜日(不定休あり)


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