2017年9月 上高地日帰り旅行 上高地から明神、徳沢、横尾まで半日ひたすら歩くハイキング 穂高の大自然をトレッキング

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 9月の晴れた日曜日、以前から一度行ってみたかった上高地へ一人旅と半日ハイキングへ行ってきました。
夏休みが終わり、紅葉の季節には早いこの季節は、比較的空いていて行動がしやすかったです。
今回は、目的地横尾は、個沢、槍ヶ岳へのスタート地点であり、危険も迷うこともほぼ無い区間です。自分の記録として、行程と所要時間、その他写真と共にいろいろ書きたいと思います。
今回のハイキングを通じて、山登りがしたくなってきました。

今回は長いので最初に本文の概要を書きます。
(概要)
・上高地から横尾間は片道10キロ(所要時間3時間)、往復20キロ(所要時間6時間)が歩くことが必要
・ルートは上高地から明神間のみ左岸ルート、右岸ルートあり、その後は横尾まで左岸ルートのみ。行程は 上高地から明神(左岸ルート約3キロ、右岸ルート4キロ)、明神から徳沢(3.4キロ)、徳沢から横尾(約4キロ)
・一部アップダウンあるが、ほぼ平坦な道。道はほぼ一本道。
・必須 持ち物としては、トレッキングシューズとリュック、飲み物(途中でも買える)。食事は徳沢、明神付近で取る事ができる。
・横尾まで行くなら、沢渡駐車場へ行くシャトルバスが16時55分最終(9月初旬日曜日)なので、最低でもスタートは10時以前。できれば8時ぐらいが望ましい、10時出発だとただ歩いて終了。
・徳沢園のソフト(400円)はとても美味しい
・帰り日帰りで白骨温泉行こうと考えている方は15時ぐらいに上高地でを出発するのがいい。(2017年9月 白骨温泉の大きな風呂がある施設では煤香庵(ばいこうあん)の17時が最長。
・美しい風景だが、比較的同じ風景が広がる。このハイキングをもう一度行きたいかと言うと一回で十分。やっぱりその先にある山登りをしたいと思う。せめて次回は涸沢までは行きたい。
・自分のベスト上高地の写真が撮れる場所は、河童橋から明神に向けて歩く右岸ルート(河童橋から徒歩10分ぐらいの所にある岳沢湿原)
・沢渡駐車場は繁盛期、閑散期を考えても沢渡第三駐車場がいい。閑散期に関してはアルピコ交通駐車場等の上流もいい。
・携帯電話(上高地から明神、徳沢、横尾で使用可能、それ以外は圏外)


初めて行く上高地 おすすめプラン、モデルコース

ハイキングに行った今モデルコース、おすすめコースを組むとしたら。
〇上高地周辺
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〇岳沢湿地
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〇明神
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〇徳沢
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〇横尾
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・上高地滞在 1時間
上高地周辺散策、右岸を歩き岳沢湿地まで行く

・上高地滞在 3時間
スタート:大正池→上高地へ歩く(途中帝国ホテルに立ち寄る)(所要時間1時間)、上高地散策、右岸を歩き岳沢湿地まで行き散策。

・上高地滞在 5時間
スタート:大正池→上高地へ歩く(途中帝国ホテルに立ち寄る)(所要時間1時間)、上高地散策、右岸を歩き岳沢湿地そのまま右岸ルートを歩き明神池→明神橋を渡り明神→左岸ルートを通り上高地へ戻る

・上高地滞在 7時間
スタート:大正池→上高地へ歩く(途中帝国ホテルに立ち寄る)(所要時間1時間)→左岸ルートを通り明神、徳沢へ(所要時間約2時間)、徳沢園で昼食、明神に戻る(所要時間1時間)、明神橋を渡り明神→左岸ルートを通り上高地へ、途中岳沢湿地を散策(所要時間1時間)。残り2時間は気に入った場所を散策。

次回、日帰りで上高地周辺に行くならこんなプランを立てると思います。
9:00   沢渡第三駐車場着
10:00 大正池着 上高地へ(途中帝国ホテルに立ち寄り)
11:00 上高地周辺散策 特に右岸側を散策
12:00 右岸ルートで明神へ
12:30 嘉門次小屋で食事
14:00 左岸ルートで上高地 バス停へ
15:00 沢渡バスターミナル
15:30 白骨温泉で日帰り温泉
17:30 諏訪湖で鰻

上高地 半日ハイキング持ち物
横尾は本格的な登山道に入る前の山荘なので、登山に行くような重装備必要ないですが、山道往復20キロ、約6時間は歩くのでそれなりのものは必要です。
(必須)
・トレッキングブーツ(スニーカーだと底が薄く石なので足をとられるので)
・リュック、ザック(ザックまで必要ないかもしれませんが、両手があけれる状態を作るのが必要です)
・飲み物(途中 明神、徳沢、横尾でも買う事ができます。それぞれ250円/本)です。
・昼食(途中でも食べれますが、気軽におにぎり等を食べる方がいいなと思いました)
・タオル
(あればいいもの)
・防寒着 ・救急セット(足がつったり、マメができた時の対策)・地図 ・小銭(100円玉10枚ぐらいでいいと思いますがあれば便利です)・カメラ
という感じでしょうか。

さて本文の始まりです。
歩くコースは下のコースです。
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(出典:上高地公式ウェブ http://www.kamikochi.or.jp/spots/

9:00 沢渡第三駐車場 
9月初旬の日曜日 沢渡バスターミナルに近い沢渡第三駐車場はまだまだ空きがある。
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トンネルをくぐってバスターミナルへと行きます。
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9:25 上高地行きへのバスに乗る
上高地までは片道1250円 往復チケットで2050円。帰りもシャトルバス使う予定なら往復チケットがお得。
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(どこのバス停、どこの駐車場がおすすめか)
沢渡の駐車場はどこも600円/日です。
ここでバス路線図です。
・行き さわんどバスターミナル始発→さわんど大橋→上流の駐車場→上高地
・帰り 上高地→上流の駐車場→さわんどバスターミナル→さわんど大橋終点
となります。
繁盛記、閑散期関係なく最もお薦めなバス停は、行きの始発ターミナルかつ帰りも大橋より先に降りれる沢渡バスターミナルです。駐車場はそこに近い沢渡第三駐車場。
閑散期(行きが満車にならない時期、時間)は、降車が比較的早くできる沢渡大橋より上流の駐車場もいいと思います(ただし、行きは沢渡おおはしで多くの人が乗るので、乗れないもしくは補助席になる可能性あります)

s上高地バス図

(出典 アルピコ交通HP http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/

10:00 上高地バスターミナル
かなり立派なバスターミナル。目の前にあるのはチップ制(100円)のトイレ。上高地のトイレはすべてチップ制ではなく、公衆トイレなどは無料。
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河童橋まで徒歩5分
梓川沿いを歩きます。初めて見る梓川の透明度は感激するでしょう。
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歩くとすぐに河童橋が見えてきました。
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10時ぐらいの河童橋。そんなに人はいません。
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下流側 奥には活火山である焼岳が見えます。
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さて出発です。
行きの写真はSONY α6000です(復路はFUJIFILM X70)
10:00 上高地から明神 梓川(あずさがわ)左岸ルート約3.0キロ 所要時間40分程度
いよいよ、横尾に向けて出発です。まずは明神まで向かいます。行きは左岸ルートを使用しました。
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明神岳が綺麗です。
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明神までの左岸ルートは舗装されており、スニーカーでも大丈夫。携帯の電波も大丈夫です。
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歩く事40分程度 明神館に到着です。
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自動販売機で飲み物も売っています。値段は250円/本です。
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この奥に行く事約0.6キロで明神池に行く事ができます。
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10:40 明神から明神池 0.7キロ  所要時間片道7分、滞在時間も踏まえて寄り道時間 30分
明神橋を渡り明神池に行ってきました。
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途中食事がいただける所もあります。
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明神池に行くには参拝料300円/人です。
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11:10 明神から徳沢 3.4キロ(所要時間約50分)
続いて 井上靖先生の氷壁の舞台のロッジがある徳沢に向かいます。
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徳沢までは、梓川をすこし離れ林道を歩いていきます。
下の様な感じの森林浴を味わいながらなの、トレッキングです。
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徳沢から離れると、携帯電話の電波が入らなくなります。
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明神岳が見えます。
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途中工事で梓川沿いを歩きます。
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11:50 徳沢到着
ここから先の新村橋を渡ると穂高のパノラマコースに行けます。
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氷壁の舞台の宿 徳沢園です。
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12:00 徳沢から横尾 3.9キロ 所要時間60分
横尾に向けて出発です。
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途中野生の猿がいました。
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横尾までも下の様な整備された山道を歩いていきます。
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歩く事5分ぐらいで 新村橋に到着です。
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ここを渡ると氷壁の舞台 もしくは、パノラマコースへ行けます。
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ひたすら山道を歩きます。
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徳沢から横尾間は梓川沿いを歩くので比較的空が見れる開けた場所も多いです。
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本当にひたすら歩きます。
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13:00 横尾到着
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横尾からは涸沢、槍ヶ岳のほに行く事ができます。
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飲み物も売っています。
ポカリが250円/本です。
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横尾大橋
この先が涸沢です。
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こっから先はちゃんと登山装備が必要となります。
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ここからの写真はFUJIFILM X70 ベルビアモードです。
横尾大橋からは前穂高が見えます。
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この下もテント場だそうです。
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橋を渡ると念押しの看板が。
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この先を歩いていくと涸沢です。
次回は是非とも涸沢まで行きたい。
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帰りのバスの時間が気になり上高地へ戻ります。
13:20 横尾から徳沢 約3.9キロ 時間約60分

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再び新村橋に到着。
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14:12 徳沢到着
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今回はここでソフトクリーム(400円)を食べました。
歩き疲れた体にこのソフトはしみわたる様な美味しさでした。
帰りにうなぎを食べる予定だったので、今回は名物の野沢菜炒飯はカレーは食べなかったのですが、食べればよかったと後悔。
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14:20 徳沢から明神 3.4キロ(所要時間約50分)
帰りのバスと上高地でどこかに立ち寄る事を考え、そうそうに徳沢を出発。
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15:00 明神到着
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15:00 明神から河童橋(右岸ルート) 約4.0キロ 所要時間60分
帰りは、行きと違う右岸ルートを通って河童橋をめざしました。 
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明神池との分岐。川沿いに行くと河童橋です。
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上高地らしい遊歩道を歩いていきます。
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右岸ルートは川沿いを歩くので非常に気持ちいい。
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しかし、左岸ルートと比較しアップダウンあるので結構しんどい。
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岳沢湿原
いよいよ河童橋まであと500mぐらいの場所で、自分が上高地で想像していた風景に遭遇。
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水がきれいで美しい。
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さあいいよいよ河童橋です。
白樺荘まえから眺める穂高の山々もとても美しい。
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16:00 河童橋に到着
左岸ルートは1時間ほどかかりました。
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16:25 沢渡行きのバスに乗車
待ち客はこんな感じ。補助席かろうじて使わない程度です。
繁盛記はすごいのでしょうね。
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16:45  沢渡バスターミナルに到着
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(感想)
ひたすら歩いた今回の上高地。
初めて行く上高地としては、到着時間が遅くちょっと歩きすぎかなと思いました。
さらに早く到着するのは無理なので
もし今プラン組むなら
10:00 大正池着 上高地へ(途中帝国ホテルに立ち寄り)
11:00 上高地周辺散策 特に右岸側を散策
12:00 左岸ルートで明神へ
12:30 嘉門次小屋で食事
14:00 左岸ルートで上高地 バス停へ
15:00 沢渡バスターミナル
15:30 白骨温泉で日帰り温泉
17:30 諏訪湖で鰻

という感じかな。

他の登山する人達を見て、時間をゆっくりかけて行く登山は、なによりも贅沢な時間の過ごし方だと思いました。
次回は、涸沢に行きたいという思います。
なんとか時間を作り、涸沢へ行くプランを練りたいと思います。


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