2017年初秋。千年の歴史を持つ宇治へ行ってきました。
今回はその宇治日帰り旅行のブログです。
・宇治日帰り旅行行程
・平等院、内部観覧案内
・源氏物語ミュージアム
・中村藤吉本店の混雑
について書きたいと思います。
宇治に行ったのは小学生の頃。その時は平等院から天ヶ瀬ダムまで歩いた記憶があります。久しぶりに行った宇治は、平等院、宇治上神社などの世界文化遺産あり、宇治茶を中心としたグルメあり、平安時代を感じる世界観あり、とてもいいものでした。また行きたくなる素敵な土地です。
今回行ったコース
11:30 京阪宇治駅着
11:40 中村藤吉 平等院店
11:50 平等院着 内部観覧チケット購入(14:10)
12:10 鳳翔館鑑賞
12:30 源氏物語ミュージアム鑑賞
13:30 さわらびの道経由平等院へ
14:00 再び平等院(14:10から内部観覧)
14:45 中村藤吉 本店 140組待ち(約3時間~4時間待ちが必要)
15:20 伊藤久右衛門 本店 約30組待ち
15:40 再び中村藤吉本店
お店をあきらめ 中村藤吉 平等院店で生茶ゼリーを買って終了
という感じです。
11:30京阪宇治駅
中書島で乗り換えて20分で到着。
数十年ぶりにやってきた宇治駅は、コンクリート打ちっぱなしで作られたモダンな駅。
一方、駅をでた宇治の町並みはしっとりと落ち着いた雰囲気を持った街。
写真で写る奥の山は、源氏物語の舞台となったところ。
まずは平等院を目指し宇治川を渡ります。
源氏物語「浮舟」が身を投げた宇治川。話にあるように結構流れが速い川です。
宇治川を渡ると、紫式部象があり、そこから平等院表通りが始まります。
晴れた休日のお昼。宇治川を眺めると気持ちいい物です。
11:40 平等院表通り
平等院表通りを歩きます。さすが平等院、すごい人です。
宇治はお茶の名産地。ほうじ茶の香ばしい香りがお店から漂います。
ほどなく 中村藤吉 平等院店に到着。
アイスのテイクアウト店とお店で食べる事ができます。
11:50 ぐらいですが20人ぐらいが待っていました。
再び表通りに戻ります。
11:50 平等院到着
中村藤吉から2,3分歩くと平等院に到着。
ちなみに平等院鳳凰堂ともいわれますが、この「鳳凰堂」は江戸時代時に象徴である鳳凰の像にちなんでつけられたそうです。
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拝観料は大人600円
4組ぐらい待っていましたが、2分程度待ってチケットを買うことができました。
一方、14:30ぐらいに再び訪れると50人ぐらいの行列。
時間で大きく行列が変わるみたいです。
この時期は楓(かえで)はまだ青かったですが、紅葉(こうよう)したら綺麗でしょうね。
内部観覧のチケットを買う(拝観料別途300円)
まずは内部観覧のチケットを買いました。
入口入ってすぐの下の写真の所で買います。
内部観覧は各時間20分。15分説明、5分自由観覧となります。
内部は国宝のため、写真は禁止です。
三連休の中日のこの日は11:50にチケット購入して14:10スタートでした。
5分になるとチケット売り場の向かいの木の下で集合です。
約2時間ちょっと待たないといけないので時間の過ごし方を考えました。
平等院鳳凰堂
藤原頼道が、道長から譲り受けた別荘を寺院にした平等院。
何度も補修されていますが、一部は平安時代から残る物もあり、千年の重みを感じます。2014年の改修工事で色鮮やかな平等院へ生まれ変わりました。
鳳凰堂内にいる人達が内部観覧の人達。
鳳凰堂の中には、木+金箔で制作された観音様がまつられています。
鳳翔館
国宝の数々が展示されている鳳翔館、無料です。
平安時代、平等院の歴史が学べ、国宝を気軽に見る事ができます。
平等院、すごい博物館を持っていますね。
鳳翔館をでると、お茶が飲めるところもあります。
この時点で 12:20
さて何しようと迷った結果、行ったのが源氏物語ミュージアム。
12:45 宇治市源氏物語到着
入館料は500円。
源氏物語を体感できるミュージアムです。
木々に囲まれたガラス張りの綺麗な博物館。
源氏物語の美しい世界観とマッチする素晴らしい博物館です。
源氏物語の世界
宇治川を挟んだ源氏物語の世界。
今いるのは、八の宮側。平等院があるのは夕霧の別業。
宇治は源氏物語の世界観を現在にも残す素晴らしい場所。
牛車の展示や
映像をつかった解説。これがすごくわかりやすい。
映像はちょうど「薫」の出生の秘密を解説しているところかな。
さらに奥に進むと映画を見るコーナへと行きます。
これは平安の都から宇治へ行くのをイメージした物。
とても美しい世界です。
この反対側で約20分の映画が行われています。
映画は毎時0分から「浮舟」 30分から「橋姫」が行われています。
初めて行った源氏物語ミュージアムですが、華やかな平安時代にある、源氏物語の世界に広がる艶やかな空気感を体験でき、個人的にはすごくよかった!
次はもっとゆっくりとこの世界に浸りたいです。
13:35 さわらびの道を通り再び平等院へ
内部拝観が14:10からなので橋姫は見ずに平等院へ戻ります。
かえりはさわらびの道を通りながら帰りました。
宇治の寺院仏閣を横に静かな道を歩く。
そして訪れたのが世界文化遺産 宇治上神社。
さすがに人がいっぱい。
ほどなく宇治上神社をでて平等院へ向かいます。
源氏物語 宇治十帖のモニュメントでさわらびの道終了。
さらに平等院を目指します。
宇治川を渡り平等院隣まで来ると名店 竹林さんがありました。
今回は時間の関係で食べれなかったけど、食べたかった。。。。!
平等院隣にはスタバもありました。
おしゃれなスタバで周りの雰囲気ともマッチしていましたが、個人的にここにスタバはいらないな。やっぱり宇治茶をたのしみたい。
平等院再入館
さて、ここで問題が。再入館には新たにチケットを買わなければならいのか否か。
今回は調べる事なく再度チケットを購入しましたが、ネットで見ると通常再入場は不可だけど、「鳳凰堂内部拝観チケット持っている人のみ、内部拝観予約チケットを見せると、該当時間まで再入館可能」との事。もったいない事をしましたが、まあいいや。
内部拝観入口
ここで待ってくださいとなっていますが、実際は木の下で待ちます。
5分ぐらいの簡単な説明を受けて内部拝観開始です。
内部は平安時代から残っている個所もあり一見の価値ありです。
いろいろ切り上げ、この内部拝観に来ましたが、来てよかったと思えました。
中村藤吉 本店
平等院観光を終えると、その後は中村藤吉本店へ行ってきました。
一言でいうと「すごい人、人、人」
カフェの待ち時間は約4時間。すごい行列でした。
ここで3連休中日の中村藤吉本店の混雑・行列状況について書きたいと思います。
〇どれぐらい待ち人いるのか?
14:45 中村藤吉 本店到着 順番は275番
呼ばれている客は130番台。
〇一時間にどれぐらい進むのか。
カフェオープン 11時。
お店に呼ばれるゲストの番号
14時45分 130番
15時45分 180番
と考えると、だいたい1時間に約40組進むこととなります。
つまり、130番待ちという事は3時間~4時間待ち。
さすがに諦めました。
使い方としては、
・先に中村藤吉本店に行く。
・ネームボードに名前を書く、1時間40組として待ち時間を予想する。
・待ち時間を目安に観光するのがいいと思います。
中村藤吉本店
とにかくすごい人でした。
食べられるセットメニュー
休日(三連休中日)14:45で130番台の人が呼ばれています。
順番待ちのルール
人・人・人の店内。
混雑状況によりますがウェイティングボードでの待ちは、早めに終了することがあります。この日は15:30で終了。
本店は土産コーナーもレジが大渋滞だったので、平等院店にもどり生茶ゼリーを購入。
中村藤吉 生茶ゼリー 400円
紫式部さん像の隣でいただきました。
この日は暑かったので、冷たくつるッとしたのど越しの生茶ゼリーが、とても美味しい。
16:00 宇治発
宇治川を渡り大阪へ!
楽しい宇治日帰り旅行でした。
今回感じた宇治の印象ですが
・平安時代の趣がコンパクトにまとまっており、とても素敵な街
・平等院内部観覧でみる国宝でより平安時代を感じる事ができる。
・鳳翔館では気軽に国宝を見る事ができとても良い
・源氏物語ミュージアムは、今まで知らなかった源氏物語の世界観を分かりやすく体感できとてもいい
・中村藤吉 本店の混雑具合はすごい 三連休中日なら3、4時間近く待つことが必要
とてもいい街でした!