暑い日が続く中、氷くるみ餅を食べに、かん袋へ行ってきました。
かん袋
鎌倉時代末期(1329年)に、和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりで、「かん袋」という名前は、豊臣秀吉が名付けた歴史あるお店です。
かん袋であるメニューは室町時代から始まった「くるみ餅」と明治時代から始まった「氷くるみ餅」だけです。
くるみ餅の由来は、胡桃が使われているからではなく、餡でお餅をくるむという事から由来しています。
青大豆を使用した餡は、甘くねっとりとても美味しいのです。
かん袋
阪堺線「寺地町」がもより駅で、主要路線からはアクセスしにくいです。目の前に大きな駐車場があり、車で行く事をお勧めします。
お店は、海外からの観光客、高校生でごった返しでしたが、比較的回転が速く、何とか座れました。
メニュー
シンプルにくるみ餅と氷くるみ餅しかありません。
お持ち帰りも出来ますが、賞味期限は当日中です。
よって、ここに来なければ食べられない味なのです。
今回は氷くるみ餅ダブル720円をいただきました。
氷くるみ餅ダブル
フワフワの氷のしたに、くるみもち二人前分が入っています。
氷にはシロップなどはかかっていなく、あくまで氷とくるみ餅をあわせていただくものです。
中を開けるとくるみ餅が見えてきます。
フワフワの氷とくるみ餅のアンが絶妙にマッチします。
ただし、この様に氷に餅をつけていると、餅が固くなっていくので、できるだけ早く食べましょう。
とても美味しい氷です。
(感想)
氷くるみ餅ダブルをいただき720円。
暑い時期には、氷とくるみの餡はとても相性がよく、そして涼やかです。
くるみ餅をお茶といただくのも、いいのですが、夏は断然氷くるみ餅をお勧めします。
賞味期限が1日なので、かん袋に訪れないと食べられない味。なかなかこのレベルの餅菓子を食べさせる店はないと思います。
大阪(堺)へ来た際はぜひ食べてみてください。
かん袋 (かんぶくろ)
http://www.kanbukuro.co.jp/
TEL 072-233-1218
住所
大阪府堺市堺区新在家町東1-2-1
定休日
火曜日、水曜日(祝日の場合営業)
カード不可