箱根で一番泊ってみたい温泉、それは強羅花壇です。
ただ、一泊10万以上するんで、なかなか訪れる事ができません。。。
ただ、強羅花壇の旅館そのものではありませんが、その旅館の隣に「旧閑院宮別邸」があり、そこで懐石料理がいただけます。せっかくの強羅なのでそこでランチをいただきました。
強羅花壇に到着です。
この奥には強羅花壇の旅館があります。
懐石料理 花壇
昭和5年建築の旧閑院宮別邸です。
大きな改修を行っていない建物からは、昭和初期の趣が感じられます。
そんな敷居の高そうな花壇ですが、乳児から食事OKなんですよ。とってもありがたいです!
いよいよ食事です。
メニュー
僕が和牛懐石の藤 6600円
妻が懐石のスタンダード 百合5500円を注文。
この頃には子供はぐっすりと寝ていました。
一度寝ると2~3時間はぐっすりと寝るので、周りのゲストにはご迷惑かけることないのでありがたいですが、食べることが大好きな息子なのでお子様料理を食べさせてあげたかった。。。
14時の予約で到着が13時30分
待ち時間の間 「強羅花壇のラウンジでお待ちください」といっていただけ、強羅花壇で待たせていただきました。
強羅花壇
懐石花壇もいいのですが、強羅花壇へ入ると一気に世界観が変わります。
渡り廊下からすばらしい!
また檜のいい香りがするんですよ!
強羅花壇のショップでお土産を買い、ここで待たせていただきました。
窓から見える箱根の大自然がすばらしい!!
14時前になり再び懐石料理花壇へ!
今回のお席は2階でした。
昭和初期を感じる ほんとにいい建物です。
今回は個室を用意してくれました!
子供が寝てるとはいえ気兼ねなく料理がいただけるのでありがたいです。
お店に感謝!!
まずは生ビール(900円)、妻はゆずのソーダ割り(800円)で乾杯。
香りのよいビールです。
銘柄はなにだったかな?
先八寸
まずは八寸です。
いくら、鯖、蓮根の揚げ物、銀杏の揚げ物等々。。。
これがどれを食べてもうまい!
こういう料理って冷めてたりするのですが、どれも温かい物は温かく、とっても美味しい!!
特にお気に入りは蓮根です!
緑色した銀杏も銀杏の風味が濃厚で美味しかったな~。
海鮮の和え物も美味しかったです。
椀物
鰹風味の出汁にゆずの香り、大根餅のような餡がねっとりしてとっても美味しい!
写真で見る以上に美味しい一品です!
お造り
今回は鮪の赤身、鯛、イカです。
いか
鯛に鮪
刺身は特筆する事ないですが、美味しかったです。
炊き合わせ
里芋、南瓜、茄子の炊き合わせです。
これもね~美味しいんですよ。
こういう料理って、薄味で何を食べているか分からない場合がよくあるのですが、しっかりと味付けされているけど、素材からの味もするこの炊き合わせは絶品でした。
焼き物(お肉)
味噌で漬け込まれた和牛は、和牛のもつ甘みと味噌からの風味がすごい!!
ビールをいただきながらのこの料理 とっても美味しいです!!
500g+ご飯でいただきたいような美味しいお肉です。
焼き物(魚 妻)
秋鮭の西京焼きです。
脂の乗った鮭もとっても旨いです!
御飯
まいたけの御飯+赤だしの味噌汁です。
こういうのを食べるとホットします。
薄口だけど、しっかりと味もする御飯も美味しかったな。。。
甘味
最後は葡萄のゼリーアールグレーソースです。
大きな葡萄が3つほど入っている絶品の葡萄ゼリーにアールグレーソースの甘味と香りがいい。とっても美味しい甘味でした。
(感想)
百合、藤、ビール、ゆずのソーダ割りをいただき2人で14000円ぐらい。
コースを思い返すと斬新さはなく、定番の懐石メニューなのですが、こういう懐石にありがちなボケた味の料理は全く無く、素材の味を残しつつしっかりとした味付けで、とっても美味しい料理でした。
妻は椀物、自分は炊き合わせがお気に入りです!
量的には、自分で腹八分目ぐらいですが、ゆったりと外の景色を見ながら食べると満足感は非常に高いです。
この日は団体のお客さまも多く、ベテランの方(着物を着ている方)がそちらの対応で忙しそうであり、料理を持ってきてくれる若い方でした。そのためか、料理の説明が全く無い等の「ん??」と思う接客の部分もありますが、自分たちには個室を用意してくれたためゆったりと食事ができた事、料理の美味しさで十分にカバー。満足なランチをいただけました。
昭和5年建築の旧宮別邸でいただく絶品の懐石料理。
皆さんも強羅に来た際はいかがでしょうか?
懐石料理 花壇 (かいせきりょうり かだん)
TEL
0460-82-3333
予約(OpenTableからも可能)
住所
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 強羅花壇
営業時間
11:00~15:30(L.O.14:30)
17:30~21:00(L.O.20:00)
子供 可
HP