ミシュラン東京ができて2年目となり、ずいぶん落ち着いてきましたね。
個人的にはミシュランより年一回発刊される「東京情緒食堂」で情報収集しています。
ただ、本の性質が違いすぎますがね
いよいよミシュラン3ツ星 ジョエルロブションに行ってきました。
さすがに最初からディナーは抵抗あり、まずはランチで下調べです。
●パン ジョエルロブション名物のパンらしいです。先端が突き刺さりました
●アミュージュ・ブーシュ アミューズなので説明だけでしたが。もちろん忘れました(笑)。オレンジの味がこれからの料理の期待を高めます。
●天使の海老 甘酸っぱい聖護院蕪でラヴィオル仕立てにし、ナツメグとローズマリーの香り
→名前は難しいですが、甘酸っぱい海老は非常においしく蕪と愛称もいいです。さっぱりとした一品でした。
●シャラン産鴨 ローストにし、五穀米と旬のハーブのリゾットにのせて
→今日の料理の中で一番おいしいです。鴨はやわらかく、下のソースも五穀米のリゾットと非常によくあいました。
●山口萩直送ひらめ シンプルにグリエにし 菜の花とマコモダケのアンチョビ風味をのせ、古木ユズのバターソースと
→ちょっとユズのかおりがきつかったです。ひらめが淡白なために強すぎる味のような気がしました。
ただ、ここまではさすがジョエルロブションと妻と二人でわくわくとメインを待ちます。
●鹿児島産皮付き豚ばら肉 柔らかくブレゼしてからロースト シュークルートのピュレと芽キャベツのブランチャ焼きを添えて
→見た目めっちゃうまそうです。しかし、ソースコクがなく豚にも味がないような。。。。しかし、まだこっちのほうが良かったです。
妻が頼んだのは
●特選和牛ほほ肉 こだわり野菜とともにポトフ仕立てにし、しょうがと八角の香りで
→フレンチながらしょうがと八角の味。攻めているのは分かります。しかし、しかし、おいしくない。。。
その他デザートですが。
●アーモンドソルベにし アプリコットのジュレとバニラの香りで
●カフェグラスとジャンドゥジャのクレーム、フィアンティーヌとカカオをアクセントにして
→こちらはどちらもおいしいです。特にカカオの方は絶品ではないでしょうか。
その後、コーヒーとピスタチオのムースをいただきました。
総評 魚料理、肉料理ともに好みでなかったのが残念です。それ以外はパンを含め非常においしかったのですが。。。感想としては攻めるのはいいけど、守ることも忘れずにといった感じでしょうか。
内装はゴージャス、接客も固いながらいやな感じはしないです。帰りにはお土産もくれて非日常を味わわせてくれます。ただ、ホテルのほうがさらに洗練されている感はしますが。。。
ただし、この様なお店はディナーで行くべきかとも思います。ポテンシャルは感じます。素材もいいです。ただただメインが残念でした。。
ジョエルロブション(Joel Robuchon)
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス