いよいよマティエールさんも12月31日で閉店
しかも、もうすでに予約で閉店まで満席。。。。
今回で妻のラスト マティエールだなと思っていると、実は自分も???
今回は、とーーっても久しぶりのランチです。
とにかく、ここ数年はディナーしか行ってなかったから、ランチはいつぶりだろう??
今回もカメラはFUJIFILM X10です。
アミューズ
ビオレソリエス(フランス種イチジク)@小田原産とコンテチーズ
前菜①
キントア豚のチョリソーとオジロイノシシのパ 五所川原林檎ガストロバック
オジロイノシシのパテ
オジロイノシシの旨み成分がすごい、スパイシーなパテです。芳醇なルガーナとよく合います
キントア豚のチョリソー
この五所川原林檎の風味はキントア豚のチョリソー、パテのうまみを引き出します
前菜② キャスタン フォアグラのポアレ マンゴーのビネグレットソース
今回はポアレにしたフォアグラです。フォアグラはキャスタン、相変わらず美味しいですね
少し甘いソースなのですが、ほんのりと醤油に似た?香りがしてこれがうまい!!
最近では、某お店「俺の。。。」発でいろんな所でロッシーニやフォアグラ単体が食べられるようになりました(ファミレスでもあるし)。間違ったフォアグラの味が伝わらなければいいのですがね。。。。フォアグラは間違うと癖のある脂臭い食べ物になってしまいますからね。
一方このキャスタンのフォアグラはウニに例えると利尻の馬糞ウニ。ウニも間違ったものを食べると大変な味ですからね
スープ
庵野いものスープ コンソメのジュレとアルバ産 トリュフ
甘い芋のスープにはアルバ産のトリュフがたっぷりとかかっています。とにかく濃厚!アルバのトリュフとのコラボは贅沢の極みです。
魚料理
真鯛のポアレ 鮑の肝をまぶしたシイタケとともに
皮はパリ、身はふっくらした鯛がビスクソースとよく合います。妻は鮑の肝で和えられたシイタケがお気に入りでした
ポークのロティ― 紫いも 上にはピスタチオ 今回は豚のロティ―。
赤ワインのソースにピスタチオ、紫芋と甘めの野菜が添えられます。
自分の持論は、うまい料理は「甘辛い味」甘めの野菜がとにかくお肉の味を引き立てます。
ディーゼル
和なし、洋ナシガストロバッグ ホワイトチョコのソース 和栗のアイス ラストはガストロバックで仕上げられた梨にホワイトチョコです。これもうまいですね!
初めて マティエールさんに来た頃は ディーゼルというとアップルタルト+アイスだったのですが、今ではディーゼルにも隙がありません。MAVOのパティシエさんは大丈夫かな??
(感想)
本当に美味しいランチでした。久しぶりにマティエールに行った妻も喜んでいました。
今回はキャスタのフォアグラ、オジロイノシシのパテが特に印象深かったです。
フォアグラのクオリティーすごいです。
下は初めて自分達がランチに伺った時の写真です。
この6年ですごい進化ですよね
最初にも書きましたが、ランチは11月いっぱいで終了。ディナーも閉店まで満席です。小田原でこの価格設定でしかも約2か月満席とはほんとすごいです。
さらに最近感じる事は、マティエールのゲストは温かく、いい人が多いと言う事。
これもゲストへ美味しいものを食べてもらおうとするシェフの思いと料理、予約電話から退店までマダムが作り出す柔らかい雰囲気の賜物なんでしょうね。
「店が客を育て、客が店を育てる」そんな人と人との関係がこの6年間での進化の源なんでしょう。小田原の奇跡ですね!
マティエールが小田原から無くなるのは悲しいですが、次の京都 祇園 MAVOを楽しみにしましょう!