楽しかったローマともお別れで、いよいよフィレンツェへ移動です。
フィレンツェではピサの斜塔見学を約半日計画しているため、ローマは早めの出発としました。フィレンツェまではユーロスターで約1.5時間。
値段は一等車で63ユーロ、二等車で45ユーロです。
まあ、この値段の差なら一等車にしようかなと思い、一等車のチケットをとりました。
平日 朝9時頃です。まだまだチケット売り場もがらがらです。
しかし、昼過ぎるとかなりの人が並びます
チケットは自動券売機でも買うことが出来ます。
「地球の歩き方」に買い方も書いていますが、微妙に確認画面が違っており、もちろん僕はギブアップし有人のチケット売り場に行きました
ユーロスターイタリア
左がFRECCIARGENTO(フレッチャルジェント)、右がFrecciarossa(フレッチャロッサ)です。Frecciarossa(フレッチャロッサ)がローマやミラノ、ナポリといった都市を結ぶのに対してFrecciargentoはローマやミラノからヴェネチアなどを結ぶ列車です。
新幹線なみの300kmで運転しているのは右のFrecciarossa(フレッチャロッサ)です。
左は時速250kmで運行します。見た目も右のほうが綺麗です。
イタリア鉄道の時刻表に車両もかかれてるので参考にしてください。
僕も右に乗りたかったのですが、気がついたのは帰国してからでした
妻はどちらでもいい感じでした
一等車の車両です。グリーン車ほどの重厚感はないですが、まずまずの乗り心地です。
一等車にはトランクを置くところが、車両のなかの2箇所ほどにあります。写真のような感じです。下までつかうと満席になっても置けない事はないです。
イタリアの鉄道は写真のように検札に必ずきますので、テルミニ駅での時刻記入を忘れずに!
あと一等車には写真のようなクッキーと一人一杯だけですがジュースのサービスがあります。
ユーロスター乗り心地
12年前に乗ったとき「ユーロスター」って静かで乗り心地がめっちゃいいと思いました。
昔シュワチャンがカルフォルニア知事のときに新幹線にのり「静で乗り心地がいい」と言ってるのを聞いてリップサービスと思っていました。
しかし、今回乗ってみると普通にゆれるし、モーターの音もうるさいし、進化した新幹線のほうが乗り心地いいです。
印象としては (悪)300系新幹線<ユーロスター<700系以降(良)てな感じです。なかなか日本もやるものです。
これで1時間30分でフィレンツェなのですが、ここで今回の旅最大の事件が!!!!!
(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
スリ未遂事件
イタリアの観光本を見ると「子ずれのスリ」の記載が必ずあります。読むたびにスリにあう人って、その人が「ボーっと」してるからやろ。って思っていました。
事件はユーロスターに乗車した直後です。
乗ろうとすると小学校ぐらいのヒスパニック系の少女2名がいました。なにも気にせずスーツケースとかばんをもって車両の奥に行こうとすると、少女の母と(乳児つき)とおねえちゃんみたいな人が少女に向かって大声で話しかけています。
もちろんそんなのも気にせずに中に入ろうとすると、僕に先に行けというようなジェスチャーを少女がします。しかし、通路では 僕 少女A 妻 少女B 問う言うよに妻と間に割り込んできました。しかも、なんかわからないけどかなり距離が近く、たまにぶつかっても来ます。なんか気持ち悪くて少女をにらむと、「スーツケースはここに置くんだよ」って言うようなことを言います。そんな間も、母は大声でしゃべってぼくらの気をそらします。
結局、列車の半分ぐらいまで行ったところで「少女に先に行け」というように指示して、先にいかせました。結局、母(乳児つき)と少女A,B、お姉ちゃんらしき人たちは、列車を降りていきます。
「なぜ降りる??」と思い、席について自分の持っていたかばんを見ると、写真のように半分ファスナーが空いていましたΣ(゚д゚;) 出発した一等車には、今回いたようなヒスパニック系の人間はまったくいず、金持ちそうな人ばかり、あいつはスリだったんだとおもいました。
すげープロです!!!
結局、大切なものはこのかばんの中の、さらに内ポケット(ファスナー付き)の中に入れており何も盗まれませんでしたが、あまりにもの手際のよさと、「典型的な子連れスリ」にあい、ただただ、驚くばかりでした\(゜□゜)/ちなみに、妻のかばんもファスナー半分開けられてました。こっちも何も盗まれませんでしたが。
皆さんも気をつけてくださいね
ユーロースターに揺られ、到着するのはフィレンツェ サンタマリアノヴェラです。
つづきはその23で!