東京でフレンチを食べるというと、コートドールを選びます。
前回訪れたのは約9ヶ月前、前回の初夏の料理から、今回は晩冬の料理をいただきに行きました
斉須シェフの料理に対する姿勢がお店全体の雰囲気となり、接客の良さ居心地の良さとなる。そんなすばらしいお店です。「お久しぶりです」から始まり、自分はグラスワインしか飲まない事もちゃんと把握してくれる。ほんとにすばらしいです
今回はどんな料理とであえるか、非常にわくわくしながらメニューを待ちます
2013年3月のメニューです。
今回は、斉須シェフのスペシャリテを食べたく、以下をアラカルトでいただきました
前菜1 オマールのテリーヌ ダニエル風 4515円(シェア)
前菜2 ヴォークリューズ産 黒トリュフのかき卵 7875円(シェア)
魚料理 妻 長崎五島産平スズキ皮つきカリカリ焼き マスタードソース 4725円
僕 北海道根室直送エイのクールブイヨン煮 シェリー酒バター 4200円
肉料理 僕 和牛のしっぽの煮込み 赤ワインソース 5880円
デザート 熊本和栗のモンブラン 1575円×2
少しガーリックの香りがする食欲をそそる味でした。食前酒にいただいた、甘めのアルザスのワインともすごく良くあいました
オマールのテリーヌ ダニエル風
斉須シェフのスペシャリテの一品です。クリーミーでしっとりとしたテリーヌです。これが、めちゃめちゃ濃厚でうまい!甲殻類が好きな人は是非濃厚なモンラッシュと良く合いました
ヴォークリューズ産 黒トリュフのかき卵
これも斉須シェフのスペシャリテです。これだけトリュフがあるからさぞかし香りが。。。って思われるかもしれませんが、黒トリュフなのでそんなに香りはしません。どちらかと言うと卵の甘みが中心の料理です。でもちゃんと黒トリュフも主張しており、この感想を表現するのが難しい料理です。ミディアムボディーの赤とすごく良く合います!
長崎五島産平スズキ皮つきカリカリ焼き マスタードソース これもこの季節になるとある料理!カリカリに焼いたスズキです。一口食べると普通のスズキ。でも食べていくと美味しいなーと思う料理です(妻談)
北海道根室直送エイのクールブイヨン煮 シェリー酒バター これも斉須シェフのスペシャリテの一つ。やわらかく煮られたエイを甘くてすこしだけ酸味のあるシェリー酒バター、ネギ、キャベツと食べます。良く混ぜて食べてくださいと言うので良く混ぜました。
まぜるとこんな感じ。
これ美味しいですね~!やわらかいエイがキャベツやソースの甘みと良くあい、そこにネギがいいアクセントになります。さすがスペシャリテです
和牛のしっぽの煮込み 赤ワインソース
ゲンコツサイズの大きな牛のしっぽの煮込みです。赤ワインソースというのでの濃厚なソースかと思うと意外とあっさりとしたソースです。ワインでいうとピノと良く合う料理ですね。
中はこんな感じ。とろとろになるまで煮込まれています。やわらかいお肉は大変美味しいです。付け合せのにんじんと食べるとすごい香りが変わり面白いです ペロリと食べ終えました
熊本和栗のモンブラン たっぷりとあるマロンソースの下にはさくさくのメレンゲがあります。これはまずまずおいしい!
最後はコーヒーとプティフールをいただいて今回の食事は終了です。
会計をすませると隣の席の方たちは、先に帰宅していました。人が少なくなり、しっとりとした時間が大好きです!
(感想)
上の料理に、ワイン4杯、ノンアルコールカクテル等をいただいて4万3千円ぐらい。今回もとても満足でした。特に、オマールのテリーヌとエイはとても美味しかったです僕は、変化する料理も好き、変わらず守り続けられる味も好き。コートドールはその後者で、安心して美味しいものが食べれられる名店です5月からはちょっと外食から離れますが、落ち着いたらまた訪れたいと思います。
フレンチお気に入り
①ラ マティエール(La Matiere )@小田原 ②
コートドール(Cote d’Or)@三田
③カンテサンス(Quintessence)@白金